株式会社ソトコト・プラネット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:指出一正)は、高知市環境部新エネルギー・環境政策課からの委託事業「鏡川流域関係人口創出・拡大業務」の一環として「エディットKAGAMIGAWA〜高知市の流域を編集する〜」を開催します。
坂本龍馬が泳いだ川として知られ、透明度の高さから『平成の名水百選』に名を連ねる鏡川。 源流域から河口まで流域全体が一つの市域に包まれる全国的にも珍しい川で、今年上映された細田守監督によるアニメ映画『竜とそばかすの姫』の舞台となった川でもあります。最近では、源流点でのリバーコーヒー、河原でサウナやチェアリング、市街地を流れる河口でのSUPといったアクティビティは流域内外の若い世代から注目されています。
そんな鏡川流域の魅力を発信するための「編集力」を身につけ、地域外からの流域との関わり方を考える全4回のオンライン講座「エディットKAGAMIGAWA〜高知市の流域を編集する〜」を開講します!メイン講師の指出一正が『ソトコト』流編集術をレクチャー。第3回目の講座では現地を訪れ、流域で活動するローカルプレイヤーと交流を深めていきます。
受講生の皆さんが考える流域との関わり方は、2022年3月から高知市で導入される「電子地域ポイント」の獲得方法や使い道として採用されます。
鏡川流域の魅力を味わって、その感動を編集し、皆さんで鏡川流域ならではの楽しい電子地域ポイントを考えましょう!講座を通じて、地域の人や受講生同士でつながり、自分らしいゆるやかな地域との関わり方を見つけてみませんか?
こんな方におすすめの講座
・首都圏など地域外から高知市・鏡川流域の自然や人と関わりたいと考えている方
・人に伝わる情報発信のエッセンスを身に着けたい方
・デジタル技術を活用した新しい地域づくりプロジェクトの立ち上げに関わってみたい方
▼お申込みページはこちら
https://sotokoto-online.jp/local/11509
鏡川流域ってどんな場所?
鏡川の名前は、土佐藩五代藩主山内豊房が「我が影を映すこと鏡の如し」と詠んだことに由来。坂本龍馬が雨の日に「どうせぬれるきに」といって泳いだエピソードも有名です。源流域から河口まで流域全体が一つの市域に包まれる全国的にも珍しい川で、都市河川でありながら、地域住民の主体的で持続的な保全活動の成果から『平成の名水百選』に選ばれています。
33万市民の喉を潤す水瓶でもあり、たくさんの市民がふれあう鏡川まつりや納涼花火大会の会場として親しまれ、空港や市街地から上流域へのアクセスが便利なことから、キャンプ、アユ釣りのメッカとして流域内外問わず多くのアウトドアファンが集まります。
一方で、高齢化・人口減少による担い手不足が全国的に深刻化する中、自然資本の価値と持続性をどのように維持するかという課題に直面しています。
講座概要
第1回講座 12月27日(月)19:30〜22:00 @zoom
「鏡川流域を知る/地域の編集術を学ぶ」
鏡川流域の現状や、2022年3月から導入される「電子地域ポイント」の活用方法、編集の視点を学び、「電子地域ポイント」の取得方法や使い道を考える練習を通じて、伝わる情報発信のスキルを身に付けます。
第2回講座 1月13日(木)19:30〜22:00 @zoom
「編集視点で鏡川流域との関わり方を考えてみる」
まず、地域を楽しむために欠かせない「編集」の視点を『ソトコト』編集長・指出がレクチャー。ゲストや講座メンター、受講生同士で対話をしながら、ご自身の鏡川流域との関わり方の柱をつくっていきます。
第3回講座 2月4日(金)〜2月6日(日)@高知市内
「鏡川流域を五感で体験する」現地フィールドワーク(2泊3日)
ご自身のやりたいこと、より深く関わってみたい人など、それぞれのプランの方向性に合わせて、流域について理解を深めていきます。ご自身の関わり方を「電子地域ポイントプラン」に落とし込むためのワークショップも行います。
※高知市民向け講座「高知・鏡川 RYOMA流域学校」と同時開催
▼「高知・鏡川 RYOMA流域学校」の詳細はこちらから
https://sotokoto-online.jp/local/11514
第4回講座 2月18日(金)19:30〜22:00 @zoom
「電子地域ポイントプラン」発表&修了式
ご自身の「電子地域ポイントプラン」を通じた鏡川流域との関わり方を発表していただきます。
※電子地域ポイントについて
2022年3月に高知市で導入する「電子地域ポイント」は、ひと・まち・地球にうれしい体験で地域とつながるコミュニティ通貨サービスです。ポイントを「もらう」のも「あげる」のも地域の仲間と「つながる」場面で行われます。利用すればするほど、地域内外の人がつながっていくポイントです。
▼お申込みページはこちら
https://sotokoto-online.jp/local/11509
オンライン受講説明会を開催します
12月3日(金)19:30から本講座の受講説明会をオンラインにて開催します。メイン講師の指出一正や高知市からのゲストを迎え、鏡川流域の魅力や電子地域ポイントの展望をお話します。
高知市・鏡川流域やデジタル技術を活用した新しい地域づくりプロジェクト、講座の詳細が少しでも気になった方はお気軽にご参加ください。
▼オンライン説明会の詳細はこちらから
https://sotokoto-online.jp/local/11512
講師陣
メイン講師:指出一正(『ソトコト』編集長)
未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』編集長。
観光以上・定住未満の新しい地域との関わり方である「関係人口」の第一人者として、ライフワークと取材を通じて訪れた数多くの地域やローカルプレイヤーの活動、SDGs、ウェルビーイングに関する知見を活かし、地方自治体の関係人口創出講座の総合監修やメイン講師、官公庁の委員などを務める。
講座メンター:かずさまりや氏(編集者)
1994年生まれ。高知県高知市出身。高知工科大学マネジメント学部を卒業後、広島県の出版社へ就職。3年間雑誌の編集術を学び、2018年12月に高知県へUターン。指出一正がメイン講師を務めた「地域の編集学校 四万十川源流点校」卒業生。現在はデザイナー・高木恵里さんと共に高知インスタマガジン「chuu!」を運営して高知県の魅力を内外に発信している。2020年12月には、高知にゆかりのあるクリエイター・はらわたちゅん子さんと高知市の夜の街をテーマにした作品が並ぶ「可惜夜(あたらよ)、高知」を高知市内のギャラリーにて開催。
募集要項(一部抜粋)
対象者および参加条件
・首都圏や高知市外に在住で、高知市・鏡川流域の地域づくりや地域・市民とのつながりづくり、河川や流域の環境保全などに関心がある社会人や大学生の方。
※高知市内在住で本講座の内容にご興味がある方は、同時開催の「高知・鏡川RYOMA流域学校」の受講をご検討ください。
・PCスキルおよびインターネット環境がある方。
※講座では複数のアプリケーションを使うためPC(Windows/Macいずれでも可)からの参加を推奨、通信量制限に余裕をもってご参加ください。
受講料:無料
※以下の講座受講に関わる費用は自己負担となります。
・懇親会参加費
・現地フィールドワークにかかる交通費、宿泊費、食費、イベント保険料
・インターネット通信料
・その他、講座受講に関わる経費
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https://sotokoto-online.jp/local/11509