株式会社ソトコト・プラネット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:指出一正)は、高知市環境部新エネルギー・環境政策課からの委託事業「鏡川流域関係人口創出・拡大業務」の一環として「高知・鏡川RYOMA流域学校」を開催します。
坂本龍馬が泳いだ川として知られ、今でも夏には川遊びや遊泳を楽しむ人でにぎわい、花火大会が開催されるなど高知市民の皆さんに親しまれている鏡川を舞台に、「持続可能な鏡川流域の未来」とそのための関わり方を考える全4回の講座「高知・鏡川 RYOMA流域学校」を開講します!
近年、鏡川上流域では様々な分野での担い手不足から、人による自然への関わりが薄れ、流域の美しい景観や自然環境が失われつつあり、災害リスクの高まりなど、地域の持続可能性にも影響をおよぼしています。
一方で、流域の課題を地域の魅力に変えて課題解決を目指すワクワクするローカルプロジェクトやローカルプレイヤーが生まれています。今回の講座では、そんなローカルプレイヤーとの交流や、流域ならではアクティビティ体験を通じて、地域課題や住む人の困りごとといった「関わりしろ」を発見し、自分らしい鏡川流域との関わり方を考えていきます。
鏡川流域を拠点に地域づくりを実践するローカルプレイヤーや同様の地域課題解決に取り組む先輩メンター、そして受講生同士で一緒に持続可能な鏡川流域の未来を語り合いましょう!
こんな方におすすめの講座
・鏡川流域の自然景観の保全に関心はあるけど、何から始めたらいいか分からないという方
・鏡川上流域の現状や課題を学んで解決の糸口を考えてみたい方
・地域の未来を一緒に語り合える仲間や友達が欲しいという方
▼お申込みページはこちら
https://sotokoto-online.jp/local/11514
あらためて知りたい鏡川
鏡川の名前は、土佐藩五代藩主山内豊房が「我が影を映すこと鏡の如し」と詠んだことに由来。坂本龍馬が雨の日に「どうせぬれるきに」といって泳いだエピソードも有名です。今年上映された細田守監督によるアニメ映画『竜とそばかすの姫』の舞台として描かれ、全国的にも大きな話題となりました。
源流域から河口まで流域全体が一つの市域に包まれる全国的にも珍しい川で、都市河川でありながら、地域住民の主体的で持続的な保全活動の成果から『平成の名水百選』に選ばれています。
33万市民の喉を潤す水瓶でもあり、たくさんの市民がふれあう鏡川まつりや納涼花火大会の会場として親しまれ、空港や市街地から上流域へのアクセスが便利なことから、キャンプ、アユ釣りのメッカとして流域内外問わず多くのアウトドアファンが集まります。
一方で、高齢化・人口減少による担い手不足が全国的に深刻化する中、自然資本の価値と持続性をどのように維持するかという課題に直面しています。
講座概要
第1回講座 12月23日(木)18:30〜21:00 @調整中(高知市内)
「鏡川流域を知る/鏡川流域の未来づくりのコンセプトを考えてみる」
まず地域の未来を考えるためヒントを『ソトコト』編集長・指出がレクチャー。鏡川流域の現状や「電子地域ポイント」の活用方法を学んだ上で鏡川流域らしいキャッチコピーやポイント単位を検討し、実現したい鏡川流域の未来像を参加者全体で共有します。
第2回講座 1月16日(日)13:00〜17:00 @調整中(高知市内)
「鏡川流域とのワクワクする関わり方を考えてみる」
ゲストのレクチャーを聞いて新しい視点を取り入れたり、参加者同士で対話をしたりしながら、ご自身の鏡川流域との関わり方の柱をつくっていきます。
講座中には、鏡川流域ならではのアクティビティが楽しめる時間を設けます。
第3回講座 2月4日(金)〜2月6日(日)@高知市内
「鏡川流域を五感で体験する」現地フィールドワーク(2泊3日)
ご自身のやりたいこと、より深く関わってみたい人など、それぞれのプランの方向性に合わせて、流域について理解を深めていきます。ご自身の関わり方を「電子地域ポイントプラン」に落とし込むためのワークショップも行います。
※首都圏在住者向け講座「エディットKAGAMIGAWA」と同時開催
▼「エディットKAGAMIGAWA」の詳細はこちらから
https://sotokoto-online.jp/local/11509
第4回講座 2月20日(日)13:00〜17:00 @調整中(高知市内)
「電子地域ポイントプラン」発表&修了式
ご自身の「電子地域ポイントプラン」を通じた鏡川流域との関わり方を発表していただきます。
※電子地域ポイントについて
2022年3月に高知市で導入する「電子地域ポイント」は、ひと・まち・地球にうれしい体験で地域とつながるコミュニティ通貨サービスです。ポイントを「もらう」のも「あげる」のも地域の仲間と「つながる」場面で行われます。利用すればするほど、地域内外の人がつながっていくポイントです。
講師陣
メイン講師:指出一正(『ソトコト』編集長)
未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』編集長。
観光以上・定住未満の新しい地域との関わり方である「関係人口」の第一人者として、ライフワークと取材を通じて訪れた数多くの地域やローカルプレイヤーの活動、SDGs、ウェルビーイングに関する知見を活かし、地方自治体の関係人口創出講座の総合監修やメイン講師、官公庁の委員などを務める。
講座メンター:奥川季花氏(ソマノベース 代表取締役)
高校時代に地元で紀伊半島大水害により被災したことがきっかけで、災害リスクの低い山づくりをしたいと思うようになり、現在は災害リスクの低い山づくりを目指し設立した株式会社ソマノベースの代表取締役をつとめる。
育てた苗木が木材製品として戻ってくる、購入者が山づくりに参加できる新しい形の観葉植物「MODRINAE」を発表し、林野庁補助事業のWood Change Awardにてブロンズ賞を獲得、その後同製品にてクラウドファンディングを成功させる。大学時代からソーシャルビジネスに関わる活動をしていたこともあり、社会課題を解決していくビジネスにとても関心があり、林業を通して防災をしていくことはもちろん、大好きな地元和歌山県に関わる人を増やすことを目指す。造林業を営む株式会社中川のフォレストワーカーとしても勤務。
受講説明会を開催します
12月4日(土)14:30から本講座の受講説明会をオーテピア高知図書館にて開催します。メイン講師の指出一正や高知市からのゲストを迎え、鏡川流域の現状や魅力、電子地域ポイントの展望をお話します。
高知市・鏡川流域やデジタル技術を活用した新しい地域づくりプロジェクト、講座の詳細が少しでも気になった方はお気軽にご参加ください。
▼説明会の詳細はこちらから
https://sotokoto-online.jp/local/11515
募集要項(一部抜粋)
対象者および参加条件
・高知市内在住で、高知市・鏡川流域の地域づくりや地域・市民とのつながりづくり、河川や流域の環境保全などに関心がある社会人や大学生の方。
※高知市外在住で本講座の内容にご興味がある方は、同時開催の「エディットKAGAMIGAWA」の受講をご検討ください。
・PCスキルおよびインターネット環境がある方。
※新型コロナウィルス感染症の拡大状況次第でオンラインでの実施とさせて頂く場合がございます。
受講料:無料
※以下の講座受講に関わる費用は自己負担となります。
・懇親会参加費
・現地フィールドワークにかかる交通費、宿泊費、食費、イベント保険料
・インターネット通信料
・その他、講座受講に関わる経費
▼お申込みページはこちら
https://sotokoto-online.jp/local/11514